研究課題/領域番号 |
17K17613
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
自然災害科学・防災学
環境動態解析
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研究機関 | 弘前大学 (2019-2020) 秋田大学 (2017-2018) |
研究代表者 |
若狭 幸 弘前大学, 地域戦略研究所, 助教 (40442496)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | リモートセンシング / 地質判読 / 土砂災害 / 無人航空機 / ハイパースペクトルカメラ / 液晶波長可変フィルタ / UAV / ハイパースペクトル / 地質 / 液晶波長可変フィルタ(LCTF) / 無人航空機(UAV) / 土砂災害地 / XRD / 液晶可変フィルタ / 斜面崩壊 / 粘土鉱物 |
研究成果の概要 |
無人航空機(いわゆるドローン)に搭載することが可能な特殊なカメラ(ここでは600~1050 nmの波長範囲で1nm毎に画像が取得できる液晶波長可変カメラ)を用いて,人間の目では識別することができない地質の違いを明らかにすることを目的とした.特に,地質を構成する鉱物の量を見分けることで,土砂災害を引き起こす鉱物がどのくらい地表面に存在しているのかを明らかにする手法を検討した.二次災害の恐れがあったり,広範囲で調査が必要な土砂災害地における地質の判読や鉱物量の推定に,本手法である無人航空機に特殊カメラを搭載して実施する空撮法が利用できることが示唆された.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究成果は,人が足を踏み入れることが困難な土砂災害地において,無人航空機による空撮により,その原因となったであろう地質を即時的に判断することができる技術革新研究であり,土砂災害の多い我が国において先陣を切って調査研究する学術的意義は大きい.この技術は即時的な技術でもあるが,広範囲の現地調査が可能であるという特性もあるため,2次被害を抑える効果と,砂防対策工事の効率化にも貢献することができるためその社会的意義も大きい.
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