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ゲノム変異と腸内細菌叢を組み合わせた肥満リスク層別化研究

研究課題

研究課題/領域番号 17K17614
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 疫学・予防医学
代謝学
研究機関神奈川県立保健福祉大学 (2019)
山形大学 (2017-2018)

研究代表者

中村 翔  神奈川県立保健福祉大学, ヘルスイノベーション研究科, 准教授 (00740656)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2018年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
キーワード腸内細菌叢解析 / 肥満リスク / 遺伝的リスクスコア / 肥満 / 社会医学 / 医療・福祉 / 細菌
研究成果の概要

合計で最終的に171名の腸内細菌叢解析を実施した。コホート生体試料支援プラットホームからの支援を受け、72名について肥満の遺伝的リスクスコアと組み合わせた解析を行うことができた。本研究成果を踏まえて、神奈川県みらい未病コホート研究において腸内細菌叢解析を継続して実施できるように調整を進めている。これが実現することによって、本研究の成果も応用しつつ、腸内細菌叢解析と遺伝的リスクスコアの組み合わせによる、肥満リスクの層別化をより精緻化させ臨床応用につながる結果を創出することができると考える。今回報告した結果の一部を含め、現在全体の結果をまとめており、近日中に査読付き英文誌にて公表を予定している。

研究成果の学術的意義や社会的意義

これまで、BMIを目的変数として肥満関連GWASによる肥満関連SNPsあるいは、腸内細菌叢解析の結果を用いて肥満のリスク評価を試みた報告はあるもののこれらを組み合わせて評価を試みる報告はなされてこなかった。本研究はサンプル数の問題を含めてプレリミナリーな結果ではあるものの、新しいアプローチによって肥満のリスク評価を試みた。
今後最終解析の結果も踏まえてにはなるが、遺伝的リスクスコアおよび腸内細菌叢解析の両結果を用いることでこれまでよりも詳細に肥満リスクを層別化をすることができ、介入対象の細分化をすることができるので、これまでよりも効率的に肥満の予防介入を行うことができる可能性を示唆している。

報告書

(4件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2025-01-30  

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