研究課題/領域番号 |
17K17674
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
言語学
地域研究
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
Maemura Yu 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 講師 (60743854)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | official development aid / corpus linguistics / policy discourse / history / project documents / Corpus analysis / Project documents / Policy discourse / ODA policy / ODA / discourse analysis / foreign aid policy / コーパス言語学 / ODA評価 / 事業評価 |
研究成果の概要 |
コーパス言語学の手法を用いて政府開発援助の書類を言語データとして扱い、分析を行った。本研究プロジェクトを通して、今後も異なった視点から分析可能なコーパスがコンパイルされた。コーパスにはa)日本国際協力機構の事業評価書類とb)経済開発協力機構のために日本政府が作成した政策メモを集め、言語分析可能なデータベースを作成した。政策メモを分析を行った結果、言語学的パターンは開発理論の既存研究と一致していることが明らかになり、その既存研究をベースにコーパスを探ることによって質的発見を導き出す可能性を明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
国民に伝えるべき大事な情報は大量な公的資料や報告書に埋もれていて、重要な情報をいかに抽出できるのかが重要な課題である。言語学から生み出された考え方と分析の仕方を用いて公的文書の分析を行った。本研究では大量な公的文書の中身を分析、解読、解釈し、公表されている事業評価や政策メモから知見が得られる可能性を明らかにした。今後も組織のアカウンタビリティー強化を目指し、同様の研究アプローチを続ける意義はある。
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