研究課題/領域番号 |
17K17679
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
英米・英語圏文学
地域研究
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研究機関 | 日本女子大学 |
研究代表者 |
ロビンソン ピーター 日本女子大学, 文学部, 准教授 (30512355)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | Book Advertising / Print culture / Publishers / Book History / Print Culture / Publishing History / Media Studies / English language Press / Publishing history / Book culture / Advertising history / 出版文化 / 広告メディア史 / 書誌学 / メディア論 / 地域研究 |
研究成果の概要 |
主な研究成果は以下の3点である。①ウェブサイトBKAS.orgの開設により書籍広告に関する研究を推進。研究者が短い研究論文や研究の進捗発表ができるサイト内の BKAS Essay Shortsに、数本の研究論文(太平洋問題調査会(IPR)や北星堂出版社の広告分析など)を寄稿した。②ワークショップを複数回、2023年3月にオンラインシンポジウムを開催。③書籍広告画像のデータベースを創設。助成期間中、様々な歴史学者との交流を通して本研究分野の知名度が向上したと考える。その結果、ケンブリッジ大学出版局が保有するアーカイブの共同利用や、今後いくつかのプロジェクトが計画されることとなった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究プロジェクトの成果のひとつは、様々な書籍広告のオープンアクセスデータベースを作成したことであり、これは現在も定期的に追加されている。書籍広告は、通常、読後すぐに破棄されるため、本データベースは研究者や一般読者にとっての貴重な資料保存庫となる。BKAS.orgのウェブサイトに研究者の論文が掲載され、ビデオプレゼンテーションによって書籍広告が寄与しうる領域とその重要性に対する理解が広がれば、読者は(商業的に、イデオロギー的に、そして美的に)書籍広告が及ぼす力をよりよく認識することができ、結果的に彼らが実際に読む書籍への理解を深めることに役立つのである。
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