研究課題/領域番号 |
17K17698
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
外国語教育
言語学
|
研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
蔦原 亮 九州大学, 言語文化研究院, 准教授 (90792432)
|
研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
|
配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
|
キーワード | コロケーション / 最頻出語 / 脱意味化 / tomar / スペイン語 / 英語 / 頻出動詞 / 動詞 / 語彙的複雑さ / 教材 / 語彙的難易度 / 多義性 / 言語教育 |
研究成果の概要 |
スペイン語の最頻出動詞とその対応関係にある英語の動詞のコロケーションをコーパスを用いて収集、分析を行った。そして、一連の分析から得られたデータ、知見を反映させたスペイン語の最頻出動詞の使用法に関する教材を開発した。このコロケーション教材は今後、フォーマットを整えたうえで、一般に公開することを予定している。 研究期間中には九本の論文を執筆した。これらの論文では特に、最頻出動詞の脱意味化用法を取り上げ、その使用実態、語彙記述、ならびに言語教育における重要性を指摘した。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
話し言葉、そしてフォーマルな書き言葉であっても、その大半は少数の最頻出語彙の繰り返しからなることは広く知られている。このことは、最頻出語彙の学習上の重要性を示す。本研究はスペイン語における最頻出語彙の使用実態を記述するものであった。そして、ほぼすべての動詞において、実際と辞書や教科書における説明との間に齟齬がみられた。本研究の主たる意義は、往々にして高度に多義的である最頻出語彙について、どの用法が特に重要であるのかを明らかにした点にある。
|