研究課題/領域番号 |
17K17723
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
教育心理学
臨床心理学
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研究機関 | 立命館大学 |
研究代表者 |
孫 怡 立命館大学, 立命館グローバル・イノベーション研究機構, 研究員 (10794688)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 祖父母育児 / 養育環境 / 幼児のパーソナリティ / 幼児QOL / 母親QOL / 文化比較 / 祖父母 / 親子かかわり / 日中比較 / QOL / 幼児発達 / 縦断調査 / 縦断研究 / パーソナリテイ / 乳幼児 / パーソナリティ / 親子QOL / 国際比較 |
研究成果の概要 |
日本と中国の都市部において,幼児を持つ家庭を対象に追跡調査(質問紙調査と面接調査)を実施した。祖父母の基本属性(年齢,性別,就労状況,住居距離など)や育児支援の内容・頻度や養育態度,母親の基本属性(年齢,性別,学歴,就労状況等)や養育態度/QOL(Quality of Life生活の質),幼児の気質特性や問題行動等を調べた。得られた実証的データに基づいて,祖父母育児参加の実態を明らかにするとともに,祖父母のかかわりが親子のQOL(生活の質)と幼児の人格発達に及ぼす影響とそのメカニズムの解明に取り組んだ。日本と中国を比較しながら,異なる社会文化下における祖父母育児支援の相違も検討していた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
超高齢化・少子化が進み,女性の社会進出困難などの社会問題を直面している日本と中国の都市部において,育児支援における祖父母力の活用が提唱されている。しかし,祖父母の育児支援が親子の心身健康に与える影響に関する研究がいまだに少ない。本研究により,日本と中国の異なる社会文化下における祖父母育児参加の実態及び文化差を把握することができた。各支援スタイルが親子の心身健康及び幼児の人格発達に与える影響を明らかにしたことが本研究の学術的意義である。本研究で得られた知見に基づいて,日本と中国の子育て家庭に関連情報を提供することで,家族のwell-beingを向上させることが本研究の社会的意義である。
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