研究課題/領域番号 |
17K17744
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
子ども学(子ども環境学)
教育学
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研究機関 | 上越教育大学 |
研究代表者 |
白神 敬介 上越教育大学, 大学院学校教育研究科, 准教授 (20598635)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 保育 / スティグマ / アンチバイアスアプローチ / 外国につながる家庭 / 貧困 / 保育士 / 社会系心理学 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、保育者がもつ特定の家族背景に対するスティグマの様相を明らかにし、保育におけるスティグマ是正プログラムを提案することであった。本研究より、保育者のもつスティグマの背景についての調査を実施し、関連文献の整理・分析と、試行的な実践により、保育現場において実践可能なスティグマ是正プログラムの試案を準備できた。一方で、プログラムの検証については不十分な点があるため、より実施可能性の高いプログラムに向けた検討が必要である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、保育現場におけるスティグマの問題に関する複数の実態調査を経て、顕在化しづらい実態の把握を進められたことによる学術的意義があるとともに、保育現場の課題を示し、より良い保育環境を考えるための手がかりを得たという点で社会的意義があるといえる。さらに、保育者を対象としたスティグマ改善プログラムの試案を作成したことで、保育現場における偏見やスティグマの問題への対応と、保育者としての専門性向上を寄与することのできる成果を得たといえる。
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