研究課題/領域番号 |
17K17756
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
臨床心理学
応用健康科学
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研究機関 | 長崎純心大学 (2019-2021) 金沢大学 (2017-2018) |
研究代表者 |
三浦 佳代子 長崎純心大学, 人文学部, 講師 (10597412)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | ポジティブ心理学的介入 / 3つの良いこと日記 / メンタルヘルス / 自律神経機能 / 大学生のメンタルヘルス / ポジティブ心理学 / 心拍変動 / 自律神経 / 心拍変動スペクトル解析 / 健康心理学 |
研究成果の概要 |
本研究では、大学生を対象にポジティブ心理学の代表的な介入手法である“3つの良いこと(Three Good Things)”エクササイズを1週間実施し介入の効果を検討した。結果、POMSの「混乱・当惑」「緊張・不安」の得点が有意に低下し、「活力」の得点や楽観度尺度の得点が有意に増加した。このことから、“3つの良いこと”エクササイズは思考の整理に役立ち、結果としてネガティブ感情の緩和及びポジティブ感情を高めることが示唆された。一方、自律神経機能に変化はみられなかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ポジティブ心理学におけるエクササイズの多くは、学生や患者との関わりを通じて構築されてきた臨床知であり、エビデンスとしては議論の余地がある。本研究では、日本人大学生を対象に“ 3つの良いこと”エクササイズを行い、エクササイズによる心理生理学的な変化を心理学的指標である種々の質問紙、生理学的指標である自律神経機能検査によって測定した。TGTエクササイズによる介入の効果を多角的に検証した点は、重要な学術的進歩であったといえる。
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