研究課題/領域番号 |
17K17786
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
教育工学
教育心理学
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研究機関 | 静岡大学 |
研究代表者 |
遠山 紗矢香 静岡大学, 情報学部, 助教 (80749664)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | プログラミング教育 / 小学校 / 協調学習 / 小学校でのプログラミング教育 / 小学校でのプログラミング授業の指導案の提案 / 建設的相互作用 / 初等教育 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は,協調学習における表現手段としてプログラミングを活用することで,協調学習の中で学習者が理解を深めるメカニズムとしての「建設的相互作用」の発現可能性が高まることを検証することであった.その中でも本研究では,2020年から一新される学習指導要領の一部としてプログラミング教育が開始されることを踏まえ,小学生程度の学習者を対象とした. 研究期間を通じて,小学校での算数や理科の教科の中で,協調的なプログラミング教育が児童の学習を支援することが示された.これら実践の成果は論文だけでなく,シンポジウム等を通じて広く公表することで実践者と議論を行う機会とした.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の社会的意義は,2020年から一新される学習指導要領にてプログラミング教育が始まることを見据えて,小学校の授業ですぐに活用できる実践例を評価法とともに提案したことである.また,本研究の学術的意義は,提案した実践例に対して先行研究で効果が示されている前後理解比較法等の評価手法を組み合わせて,プログラミング教育における評価の一例を示したことや,先行研究で示されてきた協調学習の利点とプログラミングの利点とを統合することが可能であることを示した点にある.
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