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塩分過剰摂取が視床下部炎症を介して肥満を助長する機序の解明

研究課題

研究課題/領域番号 17K17803
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 代謝学
環境生理学(含体力医学・栄養生理学)
研究機関名古屋大学

研究代表者

高木 博史  名古屋大学, 医学部附属病院, 助教 (10792004)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
キーワード肥満 / 糖尿病 / 視床下部炎症 / 内臓脂肪 / 内科 / 視床下部 / 炎症
研究成果の概要

食塩過剰摂取が肥満や糖代謝に及ぼす影響についての結論は定まっていない。マウスに高脂肪・高塩分食を与えた群は、通常の高脂肪食を与えた群に比較して、体重増加が緩徐であったが、内臓脂肪量が増加した。肥満の病態において視床下部に炎症が生じることが知られているが、両群の視床下部弓状核における炎症性サイトカインの遺伝子発現には差は認められなかった。糖代謝への影響を検討した結果、高脂肪高塩分食群においては、高脂肪食群と比較してインスリン分泌が低下し耐糖能が悪化した。

研究成果の学術的意義や社会的意義

食塩過剰摂取が肥満や糖尿病の危険因子となるかについては結論が定まっていない。本研究によりマウスにおいて高脂肪食に食塩過剰摂取が加わると、体重増加は抑制されるものの内臓脂肪量が増加し、耐糖能悪化、インスリン分泌不全を来たすことが見出された。その機序として視床下部炎症や中枢神経系を介した代謝制御の関与については今後も検討する必要がある。

報告書

(3件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2018

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 高脂肪摂取下における塩分の過剰摂取が体重および体組成に与える影響について2018

    • 著者名/発表者名
      滝 圭吾、高木 博史、柳沼 裕史、溝口 暁、杉山 摩利子、恒川 卓、伊藤 禎浩、坂野 僚一、有馬 寛
    • 学会等名
      第39回非日本肥満学会
    • 関連する報告書
      2018 実績報告書

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2020-03-30  

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