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ドーパミン神経の非ドーパミン作用による記憶メカニズムの解明

研究課題

研究課題/領域番号 17K17823
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 基盤・社会脳科学
神経生理学・神経科学一般
研究機関京都大学

研究代表者

粟田 ひろ子  京都大学, 医学研究科, 特定研究員 (20432073)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2018-03-31
研究課題ステータス 中途終了 (2017年度)
配分額 *注記
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
キーワード神経ペプチド / 一細胞RNA-seq / DA神経 / ドーパミン神経 / 長期記憶 / ショウジョウバエ
研究実績の概要

1. pERK誘導に必要な神経ペプチドXを放出するDA神経の同定
記憶中枢であるキノコ体でのpERK誘導を神経活動の指標として、どのDA神経がpERKの誘導に重要かを検証した。そのために、各DA神経で内向性のカリウムチャネルkir2.1を発現させて神経活動を抑制し、学習刺激によるキノコ体でのpERK誘導に重要なDA神経を網羅的に解析した。その結果、ある神経を抑制すると、学習刺激を与えても、キノコ体でのpERK誘導が有意に減少することが明らかになった。
2. トランスクリプトーム解析を用いた神経ペプチドXの同定
上記1で同定した単一DA神経をGFPでラベルし、顕微鏡下で単離した。これを集めて一細胞RNA-seqを行い、トランスクリプトーム解析を行った。この結果から、過去のプロテオミクス解析から得られた神経ペプチドリストと比較、得られたDA神経が放出する神経ペプチドの候補を得た。しかし、他のDA神経や対照群と比べて、大きく発現量が増加した神経ペプチドを得ることはできなかった。そのため、神経ペプチド以外のものが関わっている可能性も考え、発現量が変化したタンパク質などを含むものと、ある程度発現量が増加した神経ペプチドの幾つかと候補として、次の解析に進むことにした。

報告書

(1件)
  • 2017 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2017

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] Memory consolidation is induced by a neural network monitoring repetition of the training sessions in Drosophila2017

    • 著者名/発表者名
      Hiroko Awata, Yukinori Hirano
    • 学会等名
      第40回日本神経科学大会
    • 関連する報告書
      2017 実績報告書
  • [学会発表] トレーニングの反復を感知する神経ネットワークによって記憶が固定化される2017

    • 著者名/発表者名
      粟田ひろ子, 平野恭敬
    • 学会等名
      第10回高次機能研究会
    • 関連する報告書
      2017 実績報告書

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2018-12-17  

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