研究課題/領域番号 |
17K17832
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
図書館情報学・人文社会情報学
デザイン学
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研究機関 | 静岡大学 |
研究代表者 |
山本 祐輔 静岡大学, 情報学部, 講師 (50625431)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 批判的情報検索 / 情報リテラシー / 情報の信憑性 / ヒューマンファクター / 批判的情報探索 / クエリ推薦 / 批判的思考 / ウェブ検索 / 態度変容 / デザイン / 情報検索 / ユーザインタフェース / 認知科学 |
研究成果の概要 |
認知心理学分野で研究が行われているプライミング効果に着目し、批判的な情報検索に必要となる態度を促進するクエリ補完機構「クエリプライミング」に関する設計・検証を行った。 提案システムでは、証拠の重視、客観的な視点、探究心、論理的思考の自覚といった批判的思考に必要とされる態度を連想させるキーワードをクエリ補完時に提示する。また,文書閲覧時に引用ソースが曖昧な文をハイライトすることで批判的情報探索を促すブラウザ拡張に関する研究を行った.さらに,ウェブ検索ユーザの批判的検索能力の評価指標である「ウェブアクセスリテラシー尺度」の開発を行った.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
フェイクニュースに代表されるように,ウェブ情報の信憑性は社会問題になりつつあり,その対策は急務である.本研究プロジェクトは,情報検索ユーザの批判的情報検索行動を促すことで,ウェブ情報の信憑性の精査行動を活性化し,誤ったウェブ情報の取得・活用を防ぐことを目的としているという点で,社会的意義は極めて大きいと考える.
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