研究課題/領域番号 |
17K17857
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
地域研究
文化人類学・民俗学
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研究機関 | 盛岡大学 (2018-2022) 中央学院大学 (2017) |
研究代表者 |
飛内 悠子 盛岡大学, 文学部, 准教授 (40773411)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | キリスト教 / 信仰覚醒 / 南スーダン / ウガンダ / クク / アフリカ / キリスト教信仰覚醒運動 / クク人 / 移住 / ボーン・アゲイン / ペンテコステ派 / 福音主義 / 難民 |
研究成果の概要 |
英国での文献調査、およびウガンダ、および南スーダンにおいて研究期間中約1年の現地調査を行った。その結果明らかになったのは以下の3点である。①教派横断的に信仰覚醒者が存在すること、および信仰覚醒者間の関係性、②Scripture Union (SU)ウガンダ、南スーダン、東アフリカ信仰覚醒運動の現況と概況、SU、東アフリカ信仰覚醒運動の国際的なネットワーク、③クク人の集住地域であるウガンダ中央部カユンガ県、およびウガンダ北西部モヨ、アジュマニ県における東アフリカ信仰覚醒運動、SUの歴史と活動の様子。一部は論文として公刊済みであり、残りについても公刊準備中である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
信仰覚醒が教派横断的に認められる現象であることを証明し、教派間関係について明らかにした本研究の学術的意義は、基本的に特定教派を対象に研究を行ってきた従来のアフリカのキリスト教研究とは異なる視点を提供したところにある。本研究の成果を足掛かりとし、アフリカの信仰覚醒についての研究を確立することで、他宗教、あるいは他地域の信仰覚醒との比較が可能になり、宗教人類学の発展に貢献することが可能になるだろう。
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