研究課題/領域番号 |
17K17904
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
教育工学
教育心理学
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
原田 新 岡山大学, 教育推進機構, 准教授 (70721132)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 障がい学生支援 / 大学生の成長支援 / サービス・ラーニング / 青年期の人格発達 |
研究成果の概要 |
本研究では,サービス・ラーニングの枠組を援用し,障がい学生支援ボランティアを行う学生を対象とした成長支援教育プログラムの開発を行い,効果検証を行った。プログラム参加者は,まず「ラーニング(正課授業)」として,2学期に「障がい学生支援入門」,3学期に「オンラインアクセシビリティ講座(導入編)」,「オンラインアクセシビリティ講座(基礎編)」を受講し,「サービス(支援活動)」および「リフレクション」として、3・4学期に「アクセシビリティ実習」を受講した。成長の指標として,汎用的技能と多様性受容を測定可能な尺度を用いた。効果検証の結果,本教育プログラムは,それらの一部を促進することが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまで障がい学生支援の分野では,主に障がい学生側の学生生活の質の向上を目指す研究が行われてきた一方,支援学生側の成長支援研究はほぼ行われていない。本研究で実践された教育プログラムは,学生の成長に対して一定の効果を持つことが示されており,今後高等教育機関において障がい学生支援に関わる支援学生の養成に取り組む際には有益な資料になり得る点で,一定の社会的意義が認められる。
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