研究課題/領域番号 |
17K17930
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
地理学
人文地理学
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研究機関 | 愛媛大学 |
研究代表者 |
渡邉 敬逸 愛媛大学, 社会共創学部, 准教授(特定教員) (30711147)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 無住化集落 / 資源管理 / 地理空間データ / 地理学 |
研究成果の概要 |
本研究は地理空間データを用いて無住化集落の①分布・②立地環境・③資源管理状況を四国4県を事例に明らかにした。①については四国4県の山間地を中心に544集落の無住化集落を特定した。②については、その立地環境の特性として厳しい自然環境・林業を中心とする脆弱な生業構造・生活関連施設への低アクセシビリティが明らかにされた。③については544集落中162集落において元住民・親族を中心とする何らかの資源管理が行われていることを明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
近年無住化集落の存在が問題視されつつあるが、国の公的調査においても先行研究においても、未だにその状況の一端しか明らかにされていない。こうした状況を踏まえて、本研究はその分布・立地環境・資源管理の状況を詳細に明らかにしたところに学術的意義がある。本研究の成果は今後無住化を迎えざるを得ない集落および現在無住化している集落を対象とする条件不利地域対策に実践的な示唆を与えるものである。
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