研究課題/領域番号 |
17K17943
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
英語学
言語学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
土屋 智行 九州大学, 言語文化研究院, 准教授 (80759366)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 定型表現 / 慣習的な表現 / 構文 / Collostruction分析 / Multi-word expression / n-gram / 旅行課題遂行データベース / 構文文法 / スクランブリング / 英語 / 構文パターン / ウェブコーパス / 引用表現 / 逸話的引用の談話機能 / 慣習化 / 言語習得 / 英語教育 / コミュニケーション / 英語学 / 語用論 / メディア |
研究成果の概要 |
本研究課題では、旅行課題遂行データベースおよび大規模テキストコーパスを利用し、定型表現およびその下位カテゴリの表現を、使用場面や使用状況、コミュニケーション形態ごとに抽出・整理し、場面に結びついた定型表現の具体例やコミュニケーションにおける流暢性や創造性の発揮に関わる言語の慣習性の一端を明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
(1)本研究は、定型表現およびその下位カテゴリの表現の記憶と使用に関して、認知・社会的な観点から分析・考察し、コミュニケーションの流暢性や効率性を向上させるために人が意識的・無意識的におこなっている言語表現の記憶と使用の一端を明らかにしている点で学術的意義がある。 (2)また本研究成果は、定型表現およびその下位カテゴリとなる表現のより客観的な抽出の手法を提案し、英語教育、特に流暢性の向上や場面に適した表現集の開発に資する点で社会的意義がある。
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