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細胞膜透過ペプチドによる舌癌を標的とした新規治療戦略の開発

研究課題

研究課題/領域番号 17K17969
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 外科系歯学
病態科学系歯学・歯科放射線学
研究機関琉球大学

研究代表者

圓谷 智之  琉球大学, 医学部, 委託非常勤講師 (30745279)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
キーワード細胞膜透過性ペプチド / CPP / DDS / 舌癌 / 口腔癌 / 細胞膜透過ペプチド / 細胞透過性ペプチド / 歯学 / 腫瘍 / ペプチド / 膜透過性ペプチド
研究成果の概要

ファージディスプレイ法によってHSC-3(ヒト舌癌細胞株)、SAS(ヒト舌癌細胞株)、Ca9-22(ヒト歯肉癌細胞株)に特異的に取り込まれるペプチド配列を検索した。Bio panningにより濃縮されたファージのDNA配列をシーケンシングしたが、提示されたペプチド間の発現頻度の差に有意差は認められなかった。
検索した細胞膜透過性ペプチド (Cell Penetrate Peptide:CPP) で生体内においてもスクリーニングを行うため、癌モデルマウスの作成を計画した。それぞれ異なる癌細胞株を免疫不全マウスの側背部複数か所に注入し、高効率でスクリーニングが行えるマウスを作成した。

研究成果の学術的意義や社会的意義

HSC-3、SAS(いずれもヒト舌癌細胞株)、Ca9-22(ヒト歯肉癌細胞株)に特異的に取り込まれるペプチド配列をファージディスプレイ法、Bio panning法によって検索したが、候補として提示されたペプチド間の発現頻度の差に有意なものは得られず、研究方法、あるいは実験系の再構築の必要を迫られた。
検索したCPPで生体内においてもスクリーニングを行うため、癌モデルマウスの作成を併行した。それぞれ異なる癌細胞株を免疫不全マウスの側背部の複数か所に生着させることに成功した。今後の口腔癌を対象としたCPPの研究において、高効率で生体内スクリーニングが行える可能性が示唆された。

報告書

(4件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2021-02-19  

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