研究課題/領域番号 |
17K17984
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
応用健康科学
リハビリテーション科学・福祉工学
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研究機関 | 埼玉県立大学 |
研究代表者 |
村田 健児 埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 助教 (30792056)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 変形性膝関節症 / 関節不安定性 / 関節軟骨 / TGF-β / smad2/3 / 滑膜 / 骨棘 / メカニカルストレス / smadシグナリング / 軟骨 / 変形性関節症 |
研究成果の概要 |
変形性膝関節症はメカニカルストレスなどにより軟骨組織の変性や磨耗、関節周囲を取り囲む滑膜炎、関節辺縁部の軟骨内骨化を誘発し骨棘を特徴とする。変性を進行させる一要因として関節不安定性がメカニカルストレスとなり、運動学的情報を関節軟骨が探知し、細胞内への情報伝達やその応答を行う一連のメカノバイオロジカル機構が軟骨変性に寄与していると考えている。本研究では関節不安定性が異なる動物モデルを開発し、新たな視点から関節軟骨とメカニカルストレスとの関係を見出してきた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
変形性膝関節症は国内でも罹患者の多い運動器疾患であるが、その原因や対処法については不明瞭な点も多い。そのなかで、関節不安定性に着目し、関節不安定性がメカニカルストレスの一要因として、軟骨変性を引き起こす可能性を報告した。このことは、関節のぐらつきを止めることで軟骨変性を抑制できる可能性を示し、今後のリハビリテーション分野における治療指針や予防方法を考える上で一助となることとが期待される
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