研究課題/領域番号 |
17K18010
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
胎児・新生児医学
食生活学
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研究機関 | 京都府立医科大学 |
研究代表者 |
吉田 路子 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (70754571)
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研究協力者 |
瑞木 匡
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2017年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 自閉症スペクトラム障害 / フラボノイド / iPS細胞 / 食と栄養 |
研究成果の概要 |
iPS細胞から分化誘導した神経凝集体を用いて、フラボノイドの一種であるLuteolin投与により、「母体免疫系の活性化により発症する自閉症スペクトラム障害」の表現型が回復することを示した。一方、Luteorlin同様、抗炎症作用が報告されているDHAでは同表現型の回復は認められなかった。また、Luteorinの過量投与により細胞のアポトーシスが誘導されることを明らかにし、適切な投与量の検討が必要であることを示した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
「母体感染によって生まれてくる子が発症する自閉症スペクトラム障害」に対し、発症予防効果を持ち、安全で妊婦も安心して摂取できる食品成分の探索を行った。候補として、炎症性サイトカインの産生抑制効果が報告されているフラボノイドと多価不飽和脂肪酸に着目し、フラボノイドの一種であるルテオリンが表現型を回復することを示した。
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