研究課題/領域番号 |
17K18057
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
リハビリテーション科学・福祉工学
基礎看護学
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研究機関 | 群馬パース大学 (2019) 群馬医療福祉大学 (2017-2018) |
研究代表者 |
長嶺 めぐみ 群馬パース大学, 保健科学部, 助教 (40641486)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2019年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 医療通訳 / 外国人患者 / 機械翻訳 / 遠隔医療通訳 / 在日外国人 / 看護学 |
研究成果の概要 |
文献検討を行い、「日本の医療通訳を取り巻く現状と課題」「日本の医療通訳に必要とされる教育支援のあり方」「4か国における医療通訳の現状と日本の医療通訳との比較」についてまとめ、学会で発表を行った。 人による通訳と、機械翻訳との有用性を比較するために、POCKETALKを使用して機械翻訳による外国人患者とのコミュニケーションの有用性の検討を行った。 人による遠隔での医療通訳介入を行うために、実施病院での調整を行い、また医療通訳体制を整えた。実施病院において介入予定であるが、新型コロナウイルスの影響により、立ち入り制限となり、データ収集が途中の状態である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
日本における外国人の数は今後も増加が見込まれる。彼らの中には、日本語による会話が十分に行えない者もおり、病院でのコミュニケーションに不安を感じている。彼らが安心して病院に受診し、理解のできる言語で自身の病状や健康状態を確認できるシステムを作る必要がある。 しかし、医療通訳をめぐっては、数の確保や対応時間の問題など課題も多い。遠隔医療通訳システムが確立することで、数による問題は今後解消が期待される。 また現在様々な機械翻訳が開発され、その精度もあげている。これらの機械翻訳で対応できる範囲と人による通訳が必要とされる範囲とを明確にすることで、限りある資源を有効に使用できると考える。
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