研究課題/領域番号 |
17K18060
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
電力工学・電力変換・電気機器
環境技術・環境負荷低減
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研究機関 | 日本工業大学 |
研究代表者 |
桑原 拓也 日本工業大学, 基幹工学部, 准教授 (70602407)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 非熱プラズマ / 磁気機能性流体 / 磁性流体 / ディーゼル微粒子 / 排ガス浄化 / 環境保全 / 静電気 / 流体工学 |
研究成果の概要 |
マイクロ・ナノサイズの排ガス微粒子を圧力損失なしで再飛散なく捕集するためのプラズマ放電磁気機能性流体を用いた排ガス微粒子浄化装置を提案し、開発した。磁気機能性流体として磁性流体を選定し、プラズマ磁性流体フィルタの捕集原理を確立した。 実験により、プラズマ放電条件を変化させ、プラズマ磁性流体フィルタの捕集効率を明らかにした。これらの学術的研究を行い、圧力損失が極めて低く、捕集効率が高いことを立証した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の独創的な点はプラズマ技術に磁気機能性流体の利点を融合させて環境負荷低減を図ることにある。学術的には、放電工学、化学反応論、流体工学などの多岐に渡る分野を包括している基礎研究であり、流動プラズマという新しい現象を発見した意義は大きい。また、国際的に環境保全への関心と取組みが進められている今日において、深刻な問題を抱えている大気汚染問題を解決する排ガス微粒子浄化技術の開発がもたらす社会的インパクトは強く、意義は非常に大きい。
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