研究課題/領域番号 |
17K18066
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生産工学・加工学
流体工学
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研究機関 | 埼玉工業大学 |
研究代表者 |
小板 丈敏 埼玉工業大学, 工学部, 講師 (00750192)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | 衝撃波 / マイクロバブル / 水中放電 / 破砕 / バリ取り / 射出成形 / 成形加工 / 放電 |
研究成果の概要 |
ポリスチレン樹脂射出成形品のバリを対象とし,放電誘起水中衝撃波とマイクロバブルの干渉を用いた革新的衝撃波バリ破砕法の確立を目的とし,理論解析を用いて,本破砕を可能とする最適なマイクロバブル半径を解明した.可視化計測により,本最適なマイクロバブルをを用いた衝撃波バリ破砕の過程の現象解明,および,実証実験を行った.実証実験より,本衝撃波バリ破砕を実現させるの最適条件は水中にバリを設置し,バリの底面だけにマイクロバブルを付着させる条件であることを解明し,本衝撃波バリ破砕法を確立させた.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究はマイクロバブル工学的応用と衝撃波工学を融合し,バリ加工技術に応用する学術的特徴を持つ.本研究の衝撃波バリ破砕加工法は従来の超音波バリ取り法よりも高圧破砕を行うため,バリ取り加工時間の短縮が可能となる.マイクロバブルを射出成形品に付着させるため,同時多数かつ選択的バリ破砕が可能となる.よって,バリ取り技術の画期的イノベーションをもたらす可能性が予想される.本研究は射出成形加工産業に対して加工生産性の向上に大きく貢献するものである.
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