研究課題/領域番号 |
17K18068
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
リハビリテーション科学・福祉工学
応用健康科学
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研究機関 | 東都大学 (2019) 文京学院大学 (2017-2018) |
研究代表者 |
大竹 祐子 東都大学, 幕張ヒューマンケア学部, 准教授 (70744374)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2017年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
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キーワード | 足趾機能 / バランス / 筋力調節 / 足趾筋力 / バランス能力 / バランス評価 / リハビリテーション / 医療・福祉 |
研究成果の概要 |
若年女性を対象とし,立位バランス能力・足趾屈曲最大筋力・筋力発揮の調節能力の関係について調査した。床反力計を用いて姿勢安定度評価指標を算出,また筋力計を用いて足趾屈曲最大筋力の計測を行い,加えて足趾屈曲漸増運動についてはその滑らかさについて躍度を用いて算出した。 結果から,評価値としては差がないが運動特性によって立位バランスの制御方法が異なり,足趾筋力発揮が滑らかなほど前後方向への足圧中心移動能力に長け、安定域限界において不安定を維持しながらも姿勢保持するという特徴が見られた。つまり,足趾の詳細な運動機能はバランス制御において日常生活の範疇を超えた,より高度な姿勢保持に役立つことが予想できた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
バランス保持をするうえで、足趾の屈曲筋力は重要だと言われている。今回の研究結果から、①普段から足趾を使う習慣のある人とない人では,バランスの制御方法が異なる,②足趾筋力を弱い力から強い力まで調節できる人ほど,足圧中心の移動範囲が広くバランス能力が高いということが明らかとなった。安定してバランスをとるには,足部以外の身体機能が必要であり,足趾機能はより大きく体重移動を行う際に役割を果たすこと,またバランス能力において日常生活の範疇を超えた,より高度な姿勢保持に役立つことが予想できた.
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