研究課題/領域番号 |
17K18078
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
言語学
文化人類学・民俗学
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研究機関 | 早稲田大学 (2019-2022) 大妻女子大学 (2017-2018) |
研究代表者 |
古川 敏明 早稲田大学, 社会科学総合学術院, 教授 (90609372)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | ハワイ語 / ラジオ番組 / 危機言語 / メディア / 談話分析 / 会話分析 |
研究成果の概要 |
本研究は消滅の危機に瀕した言語の再活性化運動を相互行為的観点から検証することを目的とし,1970年代に開始したハワイ語ラジオ番組カ・レオ・ハワイ(KLH)をデータとして分析を進めた.KLHには第一期と第二期があり,1時間の番組が各400回程度放送され,デジタル化された番組は,先住民コミュニティにおいて貴重な文化・教育資源として利用されている.しかし,リソースとして重視されているのは第一期の録音であることが多く,第二期は相対的に軽視されてきた.そこで,本研究は特に1990年代に放送された,第二言語としてハワイ語を使用する出演者が大多数となった第二期を対象として,文字起こしと分析を進めた.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の学術的意義は,(1)危機言語を相互好意的観点から分析したこと,(2)ハワイ語再活性化の重要なリソースとなっているラジオ番組KLHの第二期に注目したことの2点である.社会的意義としては,(1)研究の過程で文字起こしの協力を仰いだ協力者を通じて,ハワイ語コミュニティーと人的ネットワークを構築したこと,また,(2)文字起こし資料をハワイ語コミュニティーに提供し,データベースの構築に貢献したことの2点を挙げることができる.
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