研究課題/領域番号 |
17K18079
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
教科教育学
身体教育学
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研究機関 | 電気通信大学 (2019) 桜美林大学 (2017-2018) |
研究代表者 |
平野 剛 電気通信大学, 大学院情報システム学研究科, 協力研究員 (00707515)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 音楽演奏不安 / 運動制御 / 金管楽器 / ホルン / 演奏不安 / 金管楽器演奏 / 音楽 / 楽器演奏 |
研究成果の概要 |
本研究は、金管楽器奏者が不安を感じる状況と不安を感じにくい状況で演奏したときの心拍数、筋活動、マウスピースを唇に押し付ける力、音を同時計測することで、演奏不安が奏者の身体制御に与える影響を明らかにすることを目的とした。その結果、状況に応じて心拍数と一部の筋活動に有意な差が生じた。これら一連の成果について、国内学会で公表するとともに、一般の方に向けたアウトリーチ活動も行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
楽器演奏者の中には、舞台演奏で引き起こされる演奏不安によって普段の練習よりもパフォーマンスが低下してしまうことに悩む奏者も多い。そこで本研究では、実験を主体としたホルンコンクールを開催し、演奏中の奏者の心拍数、筋活動、マウスピースを唇に押し付ける力、音を同時計測することで、演奏不安が奏者の身体制御に与える影響を明らかにする実験を行った。本研究により演奏不安の高い状態と低い状態それぞれの奏者の生理反応が得られ、緊張に対する奏者の生理反応の特徴を明らかにすることができた。また演奏不安に悩む奏者に対して、演奏不安の改善に役立つ有益な情報を得ることができた。
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