研究課題/領域番号 |
17K18090
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
数理物理・物性基礎
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
木村 太郎 慶應義塾大学, 自然科学研究教育センター(日吉), 訪問講師 (90760794)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | ゲージ理論 / 超弦理論 / 共形場理論 / 箙多様体 / BPS/CFT 対応 / 量子可積分系 / 位相的弦理論 / 数理物理 / 超対称性 / ゲージ折紙 / qq-指標 / 箙 W 代数 / 双対性 / W代数 / 可積分系 / 小弦理論 |
研究成果の概要 |
本研究課題ではゲージ場の理論と呼ばれる理論物理学における普遍的な手法の,特に代数的な側面についての研究を行った.得られた成果として,分化箙と呼ばれる新しい箙の構成,およびそれに付随する量子可積分系の解明,代数的観点に基づいた.位相的弦理論による箙ゲージ理論の一般的構成,超群ゲージ理論の構成,などが挙げられる.これらは物理的視点に基づいて新しい数学的対象を構築しようとするものであり,実際に物理学・数学の双方の研究会において招待講演を含む成果発表を行った.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究課題の成果は基礎学問的であり,現段階では社会への直接的な波及効果は未知数である.しかし本研究課題の特徴としてこれらの成果は物理学と数学の境界領域に跨がるものであり,今後より多くの研究分野との関係が明らかになることが期待される.
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