研究課題/領域番号 |
17K18133
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
小児科学
神経化学・神経薬理学
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研究機関 | 東京女子医科大学 |
研究代表者 |
山本 圭子 (下島圭子 / 下島 圭子) 東京女子医科大学, 医学部, 助教 (30578935)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2020年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 神経発達障害 / 疾患iPS細胞 / 神経分化誘導 / アストロサイト / シナプス / スパイン / 共培養 / 活動電位 / Caイメージング / iPS細胞 / ニューロン |
研究成果の概要 |
本研究では、アストロサイトの異常によって高次脳機能が生じるかどうかを検証する系として、患者由来iPS細胞からアストロサイトを分化誘導させ、その機能を評価することにある。この目的のため、iPS細胞からアストロサイトへの分化誘導に向けて取り組んだ。embryoid bodiesを介する分化誘導法により、形態的にアストロサイト類似の細胞が得られた。今後は遺伝子発現解析や免疫染色などにより、この細胞が真にアストロサイトに分化しているかどうか検証する必要がある。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
神経発達障害の原因としてニューロンの機能障害を検証する方法については研究者らは既に確立しているが、マウスのアストロサイトとの共培養によるニューロンの分化誘導法である。ヒトアストロサイトの分化誘導法を確立すれば、アストロサイトが直接的に疾患の原因となりうるかどうかの評価が可能となる。また、ニューロンと共培養させることにより生体に近い状況をin vitroにおいて再現できる可能性がある。本研究が目指す評価系が確立すれば社会的意義があると考える。
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