研究課題/領域番号 |
17K18167
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
商学
経営学
|
研究機関 | 明治学院大学 |
研究代表者 |
大竹 光寿 明治学院大学, 経済学部, 准教授 (40635356)
|
研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
|
配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
|
キーワード | ブランド・アイデンティティ / ブランド・イメージ / 正統性 / 組織慣性 / シェアリング / アイデンティティ / 資源動員 / ルーティン / 所有 / 共有 / ブランドの正統性 / 経営学 |
研究成果の概要 |
本研究では、マーケティング活動に関わる組織慣性が強化、緩和されるプロセスについて検討した。具体的には、ブランドらしさ、すなわち消費者によってブランドの正統性が見出されるプロセスと、その正統性が組織慣性を生じてしまうこと、そしてそれが緩和される条件を明らかにした。特に、組織慣性が緩和される条件のひとつとして、その組織やブランドの原点に立ち返り、それを現在の市場の文脈に合わせてブランドらしさを新たに再構築することが明らかにされた。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の意義は、ブランドの正統性が社会において構築されるプロセスとそれが組織にネガティブな影響をもたらしてしまう側面、という消費とマーケティングとの接点に着目した点にある。強いブランドとはそもそも何を意味するのか、そして強いブランドを持つが故に生じる企業の課題を明らかにし、その課題に対するアプローチを検討したところに、本研究の最大の意義がある。
|