研究課題/領域番号 |
17K18171
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
臨床心理学
実験心理学
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研究機関 | 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構 |
研究代表者 |
伊里 綾子 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構, 放射線医学総合研究所 脳機能イメージング研究部, 研究員(任常) (20712897)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
中途終了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2017年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 抑うつ / ポジティブ情動 / ポジティブ感情 / 認知バイアス |
研究実績の概要 |
ポジティブ情動への恐れなど,ポジティブ情動に対する態度が,ポジティブ情動体験の抑制につながっている可能性はあるかを検討するため、うつ病患者15名を対象に、他者のあいまいな表情をポジティブ(笑顔)に認知しやすいか、ネガティブ(怒り)に認知しやすいかを検討する課題を実施した。具体的には、自己批判を和らげ、自己への思いやりを高める認知行動療法的介入を行ったうつ病患者群に対し介入前後にパソコンを用いた表情認知課題を実施した。自己批判や自己への思いやりの欠如がポジティブ情動の体験の抑制につながっているとすれば、これらに対する介入を行ったうつ病患者は、情動刺激をポジティブに受け取りやすくなり、あいまいな表情の認知がよりポジティブに変化すると考えられる。現在、待機群と介入群の課題結果を比較する分析を行っている。 また、自己認知がどのようにポジティブ情動体験や抑うつ傾向と関連するかを検討するための実験の準備、予備実験を実施した。具体的には、自己顔を刺激として呈示した際の脳活動を機能的MRIと脳波計を用いて計測し、脳活動とポジティブな認知や情動体験、抑うつ傾向との関連を検討できるような実験課題を作成した。実験では自己顔をプライム刺激として呈示し、その後性格特性語についてポジティブかネガティブかの判断を行う課題を参加者に課して、自己に対する潜在的な態度について検討できるようにした。パイロットデータとして3名の参加者のデータを取得した。
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