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発達性読み書き障害児のための英語学習モデルの開発

研究課題

研究課題/領域番号 17K18195
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 外国語教育
教科教育学
研究機関相模女子大学

研究代表者

池下 花恵  相模女子大学, 学芸学部, 准教授 (50709847)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワード発達性読み書き障害 / 英語学習 / タブレット端末 / デジタル教材 / 3D教材 / 読み書き障害 / 書字 / 教育メディア / 学習障害
研究成果の概要

本研究課題では,タブレット端末を活用したディスレクシア児の英語学習支援を目的とし,ディスレクシア児が英語のアルファベットの書き方を直感的に理解できる3D文字を用いた手法を考案した.そして,どのような文字表現が文字の書き順の把握に影響を与えるか調査した.その結果,文字表現における背景色や文字色の組み合わせる種類により,アルファベットの書き順のわかりやすさに影響する可能性がわかった.また,日本語の習得の困難さが英語の習得に影響を与えるか関係性を調査した.その結果,日本語の漢字習得が困難であった場合に英語習得に困難さが現れることがわかった.

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究課題では,英語学習においてアルファベットの書字学習に活用するための3D文字を用いた手法を考案した.この手法では,学習者が直感的に書き順を理解できる手がかりを与えることに寄与でき,ディスレクシア児の英語学習方法の一つとして今後の展開が期待できる.また,第二外国語として英語を学ぶ学習者においても活用できる可能性がある.
日本語の漢字習得の状況は,英語習得にも困難さが現れる可能性があることがわかった.このことは,小学校や中学校における日本語習得の状況を把握することで,英語学習の困難さを早期発見・早期支援が行うことができ,英語学習に対する抵抗感を減らすことに寄与できることを示唆している.

報告書

(4件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2021 2019

すべて 学会発表 (2件) (うち国際学会 1件)

  • [学会発表] A Comparative Study on Roman Alphabetical Letter Expressions for Developmental Dyslexia2021

    • 著者名/発表者名
      Hanae Ikeshita
    • 学会等名
      XXIth International Computer Assisted Language Learning Conference
    • 関連する報告書
      2019 実績報告書
    • 国際学会
  • [学会発表] 発達性ディスレクシアのためのアルファベットにおける文字表現の比較2019

    • 著者名/発表者名
      池下花恵
    • 学会等名
      日本教育工学会 2019年秋季全国大会
    • 関連する報告書
      2019 実績報告書

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2023-01-30  

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