研究課題/領域番号 |
17K18209
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
機能系基礎歯科学
保存治療系歯学
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研究機関 | 松本歯科大学 |
研究代表者 |
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2019年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | Qx-314 / Capsaicin / Endodontic pain / Trigeminal nerve / c-Fos / TRPV1 / QX314 / Local Anaesthetic / QX-CAP / Postoperative Pain |
研究成果の概要 |
カプサイシンと併用することにより感覚神経だけを麻酔できるQX-314を用いて、根管治療における疼痛軽減を検討した。下顎切歯を切削し歯髄を露出した後、根管治療を施したラットでは、シャムおよび未処置ラットと比較して、三叉神経脊髄路核尾側亜核(Vc)にc-Fos発現が増加していた。根管治療後、オトガイ神経支配領域にQX-CAPを注入すると、Vcにおけるc-Fos発現が減少することが確かめられた。このことは、根管治療の痛覚によるニューロン活動がQX-CAP注入によって減少することを示しており、根管治療後の疼痛軽減にQX-CAPが有効である可能性を示唆していると考えられる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
Anaesthetizing the nerves that supply the dental pulp of a tooth using the commbination of a permanently charged sodium channel blocker (QX-314) and a TRPV1 agonist (capsaicin; QX-CAP) prior to endodontioc procedure may reduce the pain during treatment of the dental pulp like root canal treatment.
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