研究課題/領域番号 |
17K18304
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
高齢看護学
臨床看護学
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研究機関 | 日本赤十字九州国際看護大学 |
研究代表者 |
山本 孝治 日本赤十字九州国際看護大学, 看護学部, 助教 (40781901)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | クローン病 / 老年期 / 加齢 / セルフケア / セルフマネジメント / セルフモニタリング / 客観的な観察 / ニーズ / 看護学 / 医療・福祉 |
研究成果の概要 |
老年期クローン病患者のニーズとケアの課題を明らかにし、看護指針を得ることを目的に、患者および看護師にインタビューを実施し、質的帰納的に分析した。結果、看護指針として、【加齢による影響を踏まえ残存機能を活かしたセルフケア支援】、【加齢、併存疾患、合併症を踏まえ客観的観察を重視したフィジカルアセスメント】の他、家族を含めた意思決定支援や看護体制の構築の必要性が見出された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本邦では高齢化が進み、クローン病においても老年期の患者数は増加傾向にあるが、これまで老年期に焦点をあてた研究報告はない。指定難病であるクローン病は未だ完治は望めず、永続的な療養が必要となるため、長期的視点に基づいた老年期にある患者への支援の検討は重要で学術的意義がある。本研究では患者と看護師それぞれにインタビューを実施し、加齢や併存疾患による影響、残存機能を活かしたセルフケア支援など実践的かつ具体的で臨床で活用できる看護実践内容を明らかにしており社会的意義がある。
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