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ロイシンの筋タンパク質合成促進・分解抑制作用に与えるグルタミンの影響に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 17K18306
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 食生活学
食品科学
研究機関長崎国際大学

研究代表者

吉村 亮二  長崎国際大学, 公私立大学の部局等, 講師 (20782569)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
キーワードロイシン / グルタミン / 骨格筋 / タンパク質合成 / タンパク質分解 / mTORC1 / マウス / トリプトファン / 4EBP1 / S6K1 / ULK1 / mTORC1
研究成果の概要

ロイシンにはタンパク質の合成促進、分解抑制作用があることが報告されている。その作用は、哺乳類ラパマイシン標的タンパク質複合体1(mTORC1)により媒介されている。これまでに、ロイシンによるmTORC1 活性化に対してグルタミンが促進作用を示すことが報告されている。その一方で、グルタミンがmTORC1 の活性を抑制するという相反する結果も報告されている。そこで、本研究ではロイシンによるmTORC1 活性化にグルタミンは促進的あるいは抑制的のどちらに作用するかを明らかにすることを目的とした。その結果、グルタミンがロイシンによるmTORC1活性化へ促進的に作用することを明らかにした。

研究成果の学術的意義や社会的意義

現在、加齢に伴う骨格筋量の減少と機能の低下(サルコペニア)は高齢者の自立を阻害し、超高齢化社会を迎えた日本における健康上の深刻な問題となりつつある。このため、ロイシンによるmTORC1 活性化をグルタミンが促進するという本研究成果は、タンパク質合成・分解を調節しているmTORC1 の活性調節機構の一端を明らかとしたものであり、“エビデンスに基づいた新たな食事療法、サプリメント”の開発につながり、高齢者の生活の質を向上に貢献するものと考えられる。

報告書

(4件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2021-02-19  

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