研究課題/領域番号 |
17K18310
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
教育学
教科教育学
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研究機関 | 東京福祉大学短期大学部 |
研究代表者 |
高木 麻衣子 東京福祉大学短期大学部, こども学科, 助教 (70780477)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2018年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2017年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
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キーワード | ピアノ / ピアノ奏法 / 音楽教育 / ピアノ教育 / 筋電計 / シャンドール / 音楽 / ピアノ演奏法 / ピアノ指導法 / 教育学 |
研究成果の概要 |
筋電計を用い、初心者と熟練者のピアノ奏法の「見える化」を行った。素材として、シャンドールの5つの基本動作(自由落下・スケール・回転・スタッカート・突き)を使用し、初心者30人、熟練者30人の計測を行い、一定の結果を得ることができた。研究以前の予測とは違った結果も見られ、各々の奏法における筋肉の使い方を可視化することに成功し、次の研究に繋がる成果を得ることができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ピアノの打鍵奏法を習得するためのプロセスとして、解説や視覚による模倣だけでなく、科学的な観点からもそのスキルを検証してみる必要がある。今日では、筋電計を始め、計測機器が目覚ましい進化を遂げており、演奏中の身体の使い方を科学的根拠に基づいて考察してみることが可能となっている。本研究の成果としては、そのような観点から、初心者と熟練者の奏法の違いについて比較検討することで、その違いを可視化することができた。 長い目で見て、初心者への有効な指導方法及び指導者自身の技量のレベルアップ、そして行く行くは、初心者の練習における効率的な上達メソッドに繋がる研究と考えている。
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