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B・Li含有プラスチックシンチレータの開発と中性子位置検出器への応用

研究課題

研究課題/領域番号 17K18316
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
医学物理学・放射線技術学
研究機関日本歯科大学

研究代表者

渡辺 みのり  日本歯科大学, 新潟生命歯学部, 講師 (10761124)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2021-03-31
研究課題ステータス 完了 (2020年度)
配分額 *注記
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2017年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
キーワード常温硬化プラスチックシンチレータ / 素粒子実験
研究成果の概要

本研究では、新しい常温硬化樹脂を使ったプラスチックシンチレータの開発を進め、ホウ素などの添加物を加えることで中性子検出感度を向上させたプラスチックシンチレータを開発した。本研究で用いた常温硬化プラスチックシンチレータは、作成手順が簡素化でき、ホウ素化合物も安価なものを使用したため、市販されている高額なホウ素含有プラスチックシンチレータと比較して、安価に作成できるようになる可能性がある。本研究では、試作品の作成に成功し、中性子線源を用いた中性子信号の検出も確認できた。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究では、新しい常温硬化樹脂を使ったプラスチックシンチレータにホウ素などの添加物を加えることで中性子検出感度を向上させたプラスチックシンチレータを開発することに成功した。新型シンチレータでは、作成手順を簡素化することで、市販のホウ素含有プラスチックシンチレータと比較して、大幅に作成コストを下げることが可能になる。本研究では、試作品の作成に成功し、中性子線源を用いた中性子信号の検出も確認できた。今後は、製品化へと進めることで、中性子検出能力を高めたプラスチックシンチレータの低価格化に寄与することが可能になるとともに、様々な中性子検出器を用いる分野への応用が期待できる。

報告書

(1件)
  • 2020 研究成果報告書 ( PDF )

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2025-04-07  

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