研究課題/領域番号 |
17K18358
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
ナノバイオサイエンス
生物物理学
|
研究機関 | 国立研究開発法人理化学研究所 |
研究代表者 |
チャン レンチエン 国立研究開発法人理化学研究所, 生命医科学研究センター, 研究員 (10792137)
|
研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
|
キーワード | nucleosome / histone modification / chromatin state / single-molecule imaging / EMT / enChIP / epigenetics / bivalent promoter / chromatin / ChIP-seq / CRISPR/Cas / Single-molecule imaging |
研究成果の概要 |
ヒト細胞は、それぞれの細胞種ごとに異なるゲノム領域が特定の組み合わせで用いられることにより、特有の形態および機能を有する。本研究では、健康な細胞状態を維持するためのメカニズムの一つであるヒストン修飾に焦点を当てた。従来の解析手法では、同一ヌクレオソーム上に存在するヒストン修飾のコンビネーションを正確に同定することができなかった。そこで本研究では、内在性クロマチンの複数のヒストン修飾を同時に検出する、高感度単一分子イメージングアッセイを開発した。さらに、上皮間葉転換(EMT)の各段階で認められる特徴的なクロマチン状態に特異的な候補遺伝子リストを同定した。国内外の学会等で本成果に係る発表を行った。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
The developed method for measuring single nucleosomes has reached an unprecedented resolution and expanded the toolbox for epigenetics research. Furthermore, the biological process EMT studied here is critical for cancer metastasis. Understanding its mechanism is the basis to improve human health.
|