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血漿n-3不飽和脂肪酸濃度高値は膵臓がん罹患リスクを低下させるか:前向き疫学研究

研究課題

研究課題/領域番号 17K18390
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 疫学・予防医学
消化器内科学
研究機関東京慈恵会医科大学

研究代表者

日高 章寿  東京慈恵会医科大学, 医学部, 助教 (30769774)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 中途終了 (2018年度)
配分額 *注記
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
キーワードn-3多価不飽和脂肪酸分画 / 膵臓がん罹患リスク / ネステッドケースコントロール研究 / n-3多価不飽和脂肪酸分画測定 / データベース構築 / 研究者交流 / n-3不飽和脂肪酸 / 膵臓がん
研究実績の概要

膵臓がんは予後不良で、早期発見することも非常に困難ながん種であるため予防策を探索することは重要である。研究代表者らは質問票から推計した魚由来のn-3多価不飽和脂肪酸(PUFA)、ドコサヘキサエン酸(DHA)最高値グループが最低値グループと比較し膵臓がん罹患リスクを約30%低下させることを前向き研究の結果から得ている。本研究では、さらに前向きに収集した血液サンプルを用いてn-3 PUFA濃度を測定し膵臓がん罹患予防に寄与するかどうか再現性を確認し、質問票から推測することが困難である客観的なn-3 PUFAの必要摂取量を明らかにする。
多目的コホート研究をべースにしたコホート内症例対照研究(膵臓がん発症例:170名、性・年齢などをマッチングしたコントロール:340名)は構築できており、対象者の血漿サンプルも-80℃のフリーザーにて保管している。所属機関での倫理審査が通過後、保管してある血漿サンプルを用いてn-3 PUFA分画測定を外注した。2018年8月に全510検体のn-3 PUFA分画測定を終了し、国立がん研究センター社会と健康研究センターで蓄積した多目的コホート研究対象者の膵臓がん罹患および生活習慣情報を既に構築したコホート内症例対照研究データベースと連結し研究用データベースを作成した。作成した研究用データベースからn-3 PUFA分画と膵臓がん罹患リスクとの関連性を検証する予定であったが、2018年10月より海外留学のため、研究期間内ではあるが、本研究を廃止した。
今後は、n-3 PUFA分画と膵臓がん罹患リスクとの関連性を検証し、論文作成ののち、専門家による査読のある英文専門誌に投稿し、公表する予定である。

報告書

(2件)
  • 2018 実績報告書
  • 2017 実施状況報告書

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2019-12-27  

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