研究課題/領域番号 |
17K18425
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
計算機システム
ヒューマンインタフェース・インタラクション
|
研究機関 | 国立研究開発法人情報通信研究機構 |
研究代表者 |
市橋 保之 国立研究開発法人情報通信研究機構, 電磁波研究所電磁波応用総合研究室, 主任研究員 (80593532)
|
研究協力者 |
伊藤 智義
下馬場 朋禄
角江 崇
佐藤 伸耶
天野 洋
橋本 太志
三浦 林太郎
|
研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2017年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
|
キーワード | ホログラフィ / 専用計算機 / 波面印刷 / ライトフィールド / 波面印刷技術 / インタラクション / AR / VR / 立体映像技術 / コンピュータグラフィックス / 計算機システム / バーチャルリアリティ / ディスプレイ / 電子デバイス・機器 |
研究成果の概要 |
波面印刷技術のためのホログラフィ専用計算機システムの検討を行った。具体的には光線情報を取得し、取得した光線情報を波面に変換し、変換した波面からホログラムデータをローカルでインタラクティブに作成する手法について、1年目ではエミュレータの基本設計を行い、その結果を踏まえて必要なハードウェアの選定、導入を行った。最終年度である2年目では、昨年度までに作成したエミュレータを用いて、回路に必要な情報量(ビット数)を導出した。またシミュレーションによって適切に削減した情報量で問題ないことを確認した。また本課題の基本となる特許について出願し、研究の優位性を維持した。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究により、ホログラムプリンタに適する専用計算機の学術的知見が得られた。これは、特定のホログラムプリンタに限らず、様々なホログラムプリンタに適用できる総合的な知見になる。さらに専用計算機システムの検討は、組み込み機器化による産業化を見据えたもので、スマートフォンや電子ペーパーの出現で衰退しつつある印刷産業にイノベーションをもたらす、非常に意義のある知見である。具体的には、ホログラム印刷という市場の創出により、ホログラムによる宣伝が町中にあったり、ホログラム書籍が書店に並んだりするといった社会の実現に繋がる。
|