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芸術バリアフリーに向けたニーズと支援技術をつなぐバリアフリー映画評価システム

研究課題

研究課題/領域番号 17K18457
研究種目

挑戦的研究(萌芽)

配分区分基金
研究分野 思想、芸術およびその関連分野
研究機関東京大学

研究代表者

大河内 直之  東京大学, 先端科学技術研究センター, 特任研究員 (30361679)

研究分担者 布川 清彦  東京国際大学, 人間社会学部, 教授 (90376658)
研究期間 (年度) 2017-06-30 – 2023-03-31
研究課題ステータス 完了 (2022年度)
配分額 *注記
6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2017年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
キーワードバリアフリー映画 / アクセシビリティー / 音声ガイド / 視覚障害 / ユーザビリティー / 当事者研究 / アクセシビリティ / アクションリサーチ / 聴覚障害 / 字幕 / 支援技術 / ユーザビリティ / ユーザニーズ / 映像メディア / 社会福祉関係 / ユーザインタフェース / 実験系心理学
研究成果の概要

芸術作品としてのバリアフリー映画の評価システムの構築を目指して検討を行った。調査用に新たにバリアフリー映画を製作し、主に視覚障害者に対して調査を実施した。
ユーザの価値観やニーズは非常に多様であり、本調査で得られたデータだけでは、評価システム構築のための尺度を取りまとめるには至らなかった。一方、調査用の映画製作において、製作側にもバリアが存在することが明らかとなった。評価システム構築には、製作者側のバリアフリーの要素も盛り込む必要があり、別途「バリアフリー映画・演劇製作に関するアクションリサーチに基づく当事者研究」を実施することとなり、ユーザ調査も引き続き同研究の中で継続することとなった。

研究成果の学術的意義や社会的意義

バリアフリー映画は、2016年に鑑賞サポートアプリ「UDCast」が実用化され、商業化が進んだ。一方、芸術作品としてのバリアフリー映画の質を向上させていくための仕組みはまだ確立されていない。そこで、同映画を客観的に評価するためのシステムを構築するため、新たに調査用のBF映画を製作し、評価にばらつきのある音声ガイドを中心に、視覚障害ユーザに対して調査を実施した。
結果、障害の程度や受障時期の違いにより、音声ガイドに求められるニーズが非常に多様であることが確認される一方で、調査素材を製作する段階でのバリアが新たに判明し、システム構築には、ユーザのみならず製作側の調査も必要であることが明らかになった。

報告書

(7件)
  • 2022 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2019 2018

すべて 雑誌論文 (1件) (うちオープンアクセス 1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] 「盲ろう」と「映画」の二つの世界を見つめて2019

    • 著者名/発表者名
      大河内 直之
    • 雑誌名

      社会臨床雑誌

      巻: 26 号: 2 ページ: 69-75

    • DOI

      10.24698/shakairinsho.26.2_69

    • NAID

      130007607260

    • ISSN
      2185-0739, 2433-8885
    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書
    • オープンアクセス
  • [学会発表] 視覚障害者の映画鑑賞支援を目的とした合成音声による音声ガイドの提示タイミングと心理的作用の評価2018

    • 著者名/発表者名
      佐々木怜衣・中島佐和子・髙橋壱成(秋田大)・大河内直之(東大)・山上徹二郎(MASC)・水戸部一孝(秋田大)
    • 学会等名
      福祉情報工学研究会
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書

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公開日: 2017-07-21   更新日: 2024-01-30  

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