研究課題/領域番号 |
17K18476
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
文学、言語学およびその関連分野
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
佐野 正人 東北大学, 国際文化研究科, 教授 (90248724)
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研究期間 (年度) |
2017-06-30 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2019年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 東アジア / 戦後 / 歴史認識 / 1990年代 / 映画 / 文学 / 韓国 / 中国 / 大衆文化 / 日韓関係 / フェミニズム / 歴史認識問題 / 横断的研究 |
研究成果の概要 |
研究課題「東アジアにおける戦後歴史認識の横断的研究」の遂行にあたって、まず基礎作業として韓国での現地調査、および資料収集を行った上で、2020年1月に韓国全南大学校での国際シンポジウム「日韓関係を東アジアの中で考える」を企画・実行した。シンポジウムの成果については、2021年3月に明石書店から『思想・文化空間としての日韓関係――東アジアの中で考える』として出版され、本書は広い層の関係者や諸機関に配布を行った。2020年以降コロナ禍となったため、2021年にはオンラインでシンポジウム「日韓関係を東アジアの中で考えるⅡ」を行った。また、研究成果を広く公表するために、ホームページを作成し、公開した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究課題「東アジアにおける戦後歴史認識の横断的研究」は特に近年の日韓関係において、戦後の歴史認識をめぐって相互にずれがあることが問題の根本的な原因となっていることに着目し、その原因や打開策を領域横断的な視点から解明しようとするものである。そのため、日韓、そして東アジア地域の研究者たちと連携し、日韓関係を東アジアの視点から再照明しようとした。その結果は国際シンポジウム「日韓関係を東アジアの中で考える」、およびその成果物である『思想・文化空間としての日韓関係――東アジアの中で考える』(明石書店)にまとめることができた。それらによって、近年の緊張した日韓関係へ一石を投じることができたと考える。
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