研究課題/領域番号 |
17K18490
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
文学、言語学およびその関連分野
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研究機関 | 獨協大学 (2019-2021) 日本大学 (2017-2018) |
研究代表者 |
高橋 良子 獨協大学, 経済学部, 准教授 (30765954)
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研究期間 (年度) |
2017-06-30 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2019年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | CAN-DOリスト / 医学英語教育 / 医学英語 / 英語教育 / CEFR / 言語学 |
研究成果の概要 |
本研究の研究成果は、医学英語教育という、「特定の目的のための英語」教育分野において、日本人医学生に医学英語を効果的に教育し、また、日本人医学生の医学英語能力を適切に評価するために、医学英語スピーキング能力に関し、「医療面接」と「身体診察」というタスクの「医学英語CAN-DOリスト」を開発したことである。また、医学英語ライティング能力に関し、「一般学術英語」教育分野ではあまり注目されていない英語アカデミック・ライティングの基礎的な概念である「トピック・センテンス」や「サポーティング・センテンス」に注目したCAN-DOリストの開発の必要性を明らかにしたことである。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の研究成果の学術的意義や社会的意義は以下の通りである。第一に、医学英語教育分野に「CAN-DOリスト」の考え方を応用し、日本人医学生に医学英語を効果的に教育し、彼らの医学英語能力を適切に評価するための枠組みとなり得る、「医学英語CAN-DOリスト」を開発したことである。第二に、日本ではこれまで主に「一般的な目的のための英語」教育や「一般学術英語」教育分野にのみ適用されていた「CAN-DOリスト」の考え方を、医学英語教育という「特定の目的のための英語」教育分野にも応用することにより、日本の英語教育における「CAN-DOリスト」研究の裾野を広げたことである。
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