研究課題/領域番号 |
17K18536
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
地理学、文化人類学、民俗学およびその関連分野
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研究機関 | 公益財団法人ルイ・パストゥール医学研究センター |
研究代表者 |
高垣 政雄 公益財団法人ルイ・パストゥール医学研究センター, その他部局等, 研究員(移行) (70252533)
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研究期間 (年度) |
2017-06-30 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2017年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 原子炉災害の民族誌 / 福島第一原発事故 / 福島県飯舘村 / 放射能汚染 / 原子力科学の課題 / 原子力政策の課題 / コミュ二ティー再生 / 限界集落 / 原子力科学者の責任 / 原子力政策の責任 / 文化人類学 / エスノグラフィー / 福島原発事故 / 低レベル放射能環境 / 帰村 / コミュ二ティー / 放射線管理 / コミュニティー / ポストモダン科学 / 復興 / コミュニティー再生 |
研究成果の概要 |
研究代表者は2014-2016年度と2017-2019年度の通算6年間、学振研究支援により、震災直後から仮設に滞在しての調査に始まり、2016年6月の避難解除後の帰村 民との定期的な集会や個別訪問による聞き取り調査を、被災者支援を心がけながら経時的に行ってきている。これらのデータは代表者の博士論文(京都大学人間 環境学研究科共生文明学講座文化人類学分野)として執筆中である。 これまでの長期調査(震災直後より足掛け7年)により得られた人的環境(被災者、東京電力、行政、研究者など)では親密圏とも言える貴重な研究の場として 関係を構築しており、本研究課題調査を容易かつユニークにしている。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
避難解除され帰村した村民とその家族との集会を定期的行い、コミュニティー再生過程、限界集落化などと、東電、行政、研究者らの関わりを中心 に参与観察を行ってきている。加害者―被害者が同じ集会でなんの喧騒もなく理解しあって将来を見据えた集会を民族誌の枠組みで可能にした。さらに従来の民 族誌フィールドワークに加えて、文理融合型、かつ支援介入型の[民族誌]を挑戦的に試みることにより、やむなく低レベル放射線環境に暮らすための行動変容 と放射線リスクの低減化に導くことに繋げることが出来た。
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