研究課題/領域番号 |
17K18540
|
研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
法学およびその関連分野
|
研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
福井 康太 大阪大学, 法学研究科, 教授 (00302282)
|
研究協力者 |
三柴 丈典
西本 美苗
水野 勝康
|
研究期間 (年度) |
2017-06-30 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
2018年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2017年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
|
キーワード | 社労士 / 専門性 / アンケート / 検討会 / 将来 / 社労士の将来に関する検討会 / 法的専門性 / 高度ジェネラリスト / 多様化 / 社会保険労務士 / 新しい職域 / 職業倫理 / 国際業務 / コンサルティング / 産業保健 / 基礎法学 |
研究成果の概要 |
本研究は、これまで本格的な学術研究が行われてこなかった、弁護士以外専門士業の「専門性」の実務的内容について、社会保険労務士(以下「社労士」とする。)を対象として調査研究を行うものである。2017年度に、全国の社労士を対象に社労士業務の現在とこれからに関するアンケート調査を行い、2018年度に、アンケート調査結果の概要を示した上で、「社労士の将来に関する検討会」を東京都、愛知県、大阪府、福岡県の各社労士会で実施し、そこでの議論を報告書に纏めた。本研究の成果は、社労士だけでなく、それ以外の専門士業の「専門性」研究として重要なものであり、士業全般の「専門性」研究へと発展を目指すものである。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、これまでほとんど行われてこなかった社労士業務の「専門性」について実証的に明らかにし、また今後の社労士業務の展開について提言を行うものである。単に、社労士業務の現状と課題を量的かつ質的に明らかにするにとどまらず、その将来についても「社労士の将来に関する検討会」を行い、その議論を紹介することで展望を示すよう試みている。本研究は、個別専門職としての社労士の「専門性」にとどまらず、弁護士を含む専門士業一般の「専門性」研究へとつながるものであり、その学術的意義は大きい。
|