研究課題/領域番号 |
17K18554
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
経済学、経営学およびその関連分野
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
堤 盛人 筑波大学, システム情報系, 教授 (70292886)
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研究分担者 |
吉田 崇紘 国立研究開発法人国立環境研究所, 地球環境研究センター, 特別研究員 (60826767)
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研究期間 (年度) |
2017-06-30 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2019年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 組成データ / CoDA / 社会経済データ / 地理空間データ |
研究成果の概要 |
割合などのように値が非負で和が一定なデータである「組成データ」の分析の際に関し、約40年前から、値の総和が一定であるという定数和制約を考慮した「組成データ解析(CoDA)」が発展してきているが、その適用の大半は自然科学データである。本研究では、組成データ解析の社会経済データへの応用を主眼に、既存の統計分析手法を俯瞰・体系化し、その新たな展開の可能性を探ることを目的として、社会経済分析におけるCoDAの意義の明確化、空間計量経済学におけるCoDAの可能性の検討、時間軸を考慮した組成データを用いた理論的拡張の可能性の検討、そして、組成データ並びにCoDAの結果の新たな視覚的表現手法の検討を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
現在ではCoDAに関わる研究者集団も組織されている。(http://www.compositionaldata.com/) しかしながら、これまでCoDAの研究において取り扱われているのは自然科学データを用いた研究が大半であり、社会経済分析の分野でその重要性・有用性が十分認識されるに至っていなかった。本研究においては社会経済分析に着目していくつかの研究成果を上げている。これにより、分野を超えた知見の共有が可能となり、これまでのCoDAの枠組みを変える展開、新たな学問的発展に寄与することが期待出来る。
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