研究課題/領域番号 |
17K18555
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
経済学、経営学およびその関連分野
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研究機関 | 埼玉大学 (2022) 麗澤大学 (2017-2021) |
研究代表者 |
永田 雅啓 埼玉大学, 人文社会科学研究科, 名誉教授 (50261871)
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研究分担者 |
堀江 未来 立命館大学, 国際教育推進機構, 教授 (70377761)
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研究期間 (年度) |
2017-06-30 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
5,850千円 (直接経費: 4,500千円、間接経費: 1,350千円)
2019年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | グローバル・ランキング / 教育経済学 / 国際経済学 / 高等教育 / 実証分析 / オンライン学習 / サービス貿易 / 留学 / 高等教育の国際化 / 大学グローバル・ランキング |
研究成果の概要 |
高等教育の国際化の分析は、これまで主として教育学者によって行われ、経済学的な枠組みでの理論的・実証的な分析はほとんど行われてこなかった。本研究では、高等教育の国際化の問題を国際経済学的な枠組みで解明することを試みた。 平成30年度は、高等教育の国際化問題の著名な研究者であるEllen Hazelkorn教授を招き、国際シンポジウム「グローバル・ランキングと日本の大学の将来」を開催した。留学生の国際移動のデータは、令和2年以降の新型コロナウィルスの影響を大きく受けたため、留学を代替するオンライン留学や多くの留学に必須なオンラインでの英語学習の効果に関して実証的な分析を試み、その成果を発表した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
高等教育の国際化や大学のグローバル・ランキングの問題の研究に関しては、その多くは教育学の専門家による分析であり、経済学的な枠組みで捉える試みは国際的にも少ない。本研究の成果は、ランキングや高等教育の国際化問題の評価に新たな視点を与えるものである。 すでに日本でもスーパーグローバル大学創成支援事業などで、資金配分の評価項目ないしは目標にグローバル・ランキングが使われるようになってきている。しかし、なし崩しのように実態だけが先行すれば、高等教育そのものを歪めかねない。本研究によって得られた成果は、学術面の貢献に加えて政策面での資料としても貢献するものと考えられる。
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