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イワシ漁業に見る社会-生態システムのレジリエンス

研究課題

研究課題/領域番号 17K18576
研究種目

挑戦的研究(萌芽)

配分区分基金
研究分野 社会学およびその関連分野
研究機関北海道大学

研究代表者

宮内 泰介  北海道大学, 文学研究院, 教授 (50222328)

研究分担者 藤林 泰  大阪経済法科大学, 公私立大学の部局等, 教授 (80292639)
金城 達也  東京大学, 大学院情報学環・学際情報学府, 特別研究員 (90760398)
研究期間 (年度) 2017-06-30 – 2021-03-31
研究課題ステータス 完了 (2020年度)
配分額 *注記
6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2019年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2018年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2017年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
キーワードレジリエンス / 浮島 / 南串山 / 神崎 / 煮干し / 地域漁業史 / 漁場ルール / 水産加工 / 環境史 / 環境社会学 / 水産業 / 水産加工業
研究成果の概要

本研究は、国内のいくつかの地域におけるイワシ漁業の歴史について現地調査と資料分析を行うことにより、イワシ漁業の変動や持続性に影響を及ぼしている諸ファクターを抽出することを目的とした。その結果、国内数カ所のイワシ漁業について集中的に調査を行うことができ、また、文献・資料も網羅的に集めることができた。それらにより、本研究では、それぞれの地域におけるイワシ漁業・イワシ加工業の100年の歴史について、漁業者と加工業者の関係の変化、他産業との関係の変化、流通の変化、漁業資源の変化、技術の変化、諸世帯の生業戦略の変化などが相互に絡みあいながら持続的に進展していくさまを一定程度明らかにすることができた。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究によって国内数カ所のイワシ漁業・イワシ加工業の歴史、とくにその変化の社会的な条件について明らかにされたことは、第1に地域漁業史研究として新しい知見を加えることができた。第2に、地域の産業の持続性が、産業間の関係、漁業資源、技術、そして諸世帯の多様な生業戦略の積み重ねなどによって成立していることを事例をもって明らかにすることができ、レジリエンスの研究に知見を加えることもできた。

報告書

(5件)
  • 2020 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2021 2020 2019

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (1件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] ライフヒストリーから見るイワシ産業の地域史-長崎県雲仙市南串山町の事例から-2021

    • 著者名/発表者名
      宮内泰介・金城達也
    • 雑誌名

      地域漁業研究

      巻: 61(1)

    • NAID

      130008046904

    • 関連する報告書
      2020 実績報告書
    • 査読あり / オープンアクセス
  • [学会発表] ライフヒストリーから見るイワシ産業の地域史:長崎県雲仙市南串山町の事例から2019

    • 著者名/発表者名
      宮内泰介
    • 学会等名
      地域漁業学会第61回大会
    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書
  • [図書] 聞き書き いりこづくりの海辺から2020

    • 著者名/発表者名
      藤林泰, 宮内泰介, 金城達也編
    • 総ページ数
      105
    • 出版者
      北海道大学大学院文学研究院 宮内泰介
    • 関連する報告書
      2020 実績報告書

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公開日: 2017-07-21   更新日: 2022-01-27  

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