研究課題/領域番号 |
17K18592
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
社会学およびその関連分野
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
小藪 明生 早稲田大学, 文学学術院, その他(招聘研究員) (30506142)
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研究分担者 |
高木 大資 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 講師 (10724726)
稲葉 陽二 日本大学, 法学部, 研究員 (30366520)
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研究期間 (年度) |
2017-06-30 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
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キーワード | 社会関係資本 / ソーシャル・キャピタル / 地域レベル / 健康 / QOL / 社会学 / 社会心理学 / 公衆衛生学 / 地理学 / 政治学 |
研究成果の概要 |
地域のSCにおける適切な単位地区はどこなのか、世代間交流の地域差やその規定要因、都市部・都市郊外における世代間交流の地域差、QOL・主観的健康観・犯罪不安など主要なアウトカムとSCの関連性について、小地域レベルの要因も加味した分析が行われた。本研究によって得られた調査データによって、複数の地域レベルに組み替え可能な新たなデータを補完することができたため、過去に研究分担者稲葉によって行われた全国の市町村レベルのデータと関連付けた分析が可能となった。また対象地域の文化・歴史的側面や産業の状況などについて、インタビューや現地視察・文献研究を含む質的研究も同時並行的に行われた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
研究メンバーによって過去に行われたいくつかの調査における地域データを合算し、また本研究によって得られたデータで町丁目・生活空間レベルについて新たなデータを補完することができたため、複数地域や複数の分析単位地区レベルをまたがった、これまでになかった新たな視点の分析が行われた。 またここから、SCの諸変数にどのような地域の文脈効果が影響を与えるのか、今後のSC調査における適切なデータ収集についての知見、SC構築とその活用に向けた政策的介入がどのような地域レベルに対してどのようなアウトカムと関連付けて行われるべきなのか、についても新たな知見が得られた。
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