研究課題/領域番号 |
17K18606
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
教育学およびその関連分野
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
串本 剛 東北大学, 高度教養教育・学生支援機構, 准教授 (60457835)
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研究期間 (年度) |
2017-06-30 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 卒業研究 / 学修成果 / 学士課程教育 / 人文科学 / 社会科学 / 成績評価 / 質保証 / 学位プログラム / 文系学科 / 学修時間 / 単位の実質化 / 総括的評価 / 文系学部 |
研究成果の概要 |
本研究では,学士課程教育の学修成果を把握する手段として卒業研究に着目し,特に人文・社会科学系の学位プログラムにおける卒業研究の実態解明を目指した.初年度は,ウェブ調査を通じて卒業研究に係る授業科目の設置状況および単位数を明らかにした.最終年度には,社会科学系の学科長を対象に質問紙調査を実施し,卒業研究の成績評価において考慮されている学修成果や,成績評価方法について明らかにした.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
大学進学者が増えることで学士課程教育に対する国民の関心が高まり,その質を保証することの重要性もまた大きくなっている.教育の質を保証するためにはまず,当該の教育を通じた学習成果を評価する必要があるものの,学士課程教育全体としての学習成果を把握することは非常に困難である.そこで本研究では,それを把握する機会として卒業研究にし,主として①卒業研究の係る授業科目の設置状況と単位数,②卒業研究を通じて実現することが期待されている学習成果,③卒業研究の成績評価方法,の3点を明らかにすることで,卒業研究が持つ意義を新たな視点から検討した.
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