研究課題/領域番号 |
17K18623
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
教育学およびその関連分野
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研究機関 | 静岡大学 |
研究代表者 |
矢野 潔子 静岡大学, 教育学部, 准教授 (80549163)
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研究期間 (年度) |
2017-06-30 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
6,110千円 (直接経費: 4,700千円、間接経費: 1,410千円)
2019年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2018年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2017年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
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キーワード | 幼保連携型認定こども園 / 養護教諭 / 子育て支援 / 保護者のニーズ / 未就園児保護者 / 子育て支援ニーズ / 質問紙調査 / 養護教諭の役割 / 教育学 |
研究成果の概要 |
本研究は幼保連携型認定こども園の養護教諭・園長等を対象として、養護教諭の行う子育て支援の現状およびその活動内容を明らかにし、保護者の子育て実践力向上につながる子育て支援モデルを検討することを目的とした。 子育て支援モデルを検討するために、幼保連携型認定こども園における子育て支援活動の現状を踏まえ、養護教諭の職務および子育て支援の内容について混合研究法にて分析した。さらに、在園児および未就園児の保護者の子育て支援ニーズについても明らかにし、子育て支援モデルの検討資料として用いた。これらの調査結果を踏まえ「子育て支援の実践事例集」としてまとめ、調査協力を得た養護教諭および看護師へ郵送した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
養護教諭や看護師はその専門的な立場から、在園児および未就園児の保護者に対する子育て支援として「情報提供」を行っており、「最新で正しい保健に関する情報提供」は、養護教諭や看護師だからできる支援であると多くの者が意識し、実践していることが明らかになった。しかし、研究初年度の調査では、園長等が養護教諭に対して子育て支援への参加・参画を期待する一方で、養護教諭のもつ専門性について十分に理解できていないことが示唆された。作成した「子育て支援の実践事例集」は、幼保連携型認定こども園の養護教諭および看護師のみならず、園長や保育教諭等との職務に関する相互理解を図るための資料としても活用できると考える。
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