研究課題/領域番号 |
17K18636
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
教育学およびその関連分野
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研究機関 | 関西福祉科学大学 |
研究代表者 |
橋川 喜美代 関西福祉科学大学, 教育学部, 教授 (20189468)
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研究分担者 |
木村 直子 鳴門教育大学, 大学院学校教育研究科, 准教授 (80448349)
太田 顕子 関西女子短期大学, その他部局等, 准教授 (00636350)
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研究期間 (年度) |
2017-06-30 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2017年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
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キーワード | 子ども理解 / 記録 / 園内研修 / 保育者のかかわり / 幼保一体化 / 保育の質 / 共感 / かかわり / 畏敬 / 向善性 / 保育者の関わり / 教育学 |
研究成果の概要 |
幼稚園教諭と保育所保育士の記録から子ども理解や保育を見る視点に着目し、幼稚園と保育所がこれまでの文化の壁を越え、認定こども園において実践していくための研修方法を考案した。まず市の全保育者を対象に調査を行い、幼稚園教諭と保育士間の相互理解の基盤であり、子ども理解の視点となる「保育者の共感的かかわりの態度・姿勢」尺度を作成した。この尺度を用いて、認定こども園への移行過程に見られる子ども理解の変容を分析し、その実効性を探りながら、認定こども園における園内・園外研修のモデルを構築した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、「ラーニング・ストーリー」を適用した幼稚園教諭と保育士の記録から保育を見る視点、ならびに子ども理解の変容を明らかにしながら、認定こども園での園内・園外研修モデルを構築した。得られた研究成果をリーフレット「認定こども園・幼稚園・保育園など保育施設における園内・園外研修モデル」にまとめ、配布することとした。 今後、この萌芽研究の成果を基に新たな幼保連携型認定こども園を構想することは、乳幼児期の保育・教育の質向上に大きく貢献するものと考えている。また、本研究で得られた成果は、認定こども園のみならず、乳幼児期の子どもたちへの保育・教育の場において、等しく共有できるものと確信している。
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